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J-GLOBAL ID:201502261157976971   整理番号:15A0474361

水素化したヒマシ油の界面活性剤補助エマルジョン結晶化

Surfactant Assisted Emulsion Crystallization of Hydrogenated Castor Oil
著者 (5件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 635-641  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: W1323A  ISSN: 1528-7483  CODEN: CGDEFU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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水素化したヒマシ油(HCO)のエマルジョン結晶化における表面活性剤の役割を研究した。その結果,多種多様な表面活性剤,リニアアルキルベンゼンスルホン酸モノエタノールアミン(MEALAS),リニアアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(NaLAS),ドデシル硫酸ナトリウム(SDS),および酸化アミン(AO)は大部分のHCOを相対的に溶解できることがわかった。結晶化の開始状態では存在する大部分のHCOが溶解して,水相の結晶化が生じる。次に大量のHCOが溶けている場合のみ,伸長した特定の形の結晶が形成された。これらの結晶形のうちのいくつかは偽塑性硬度を示した。水相の結晶化が優勢になると分散しているHCOの量が徐々に減少して,60°Cの結晶化温度で20分間経過すると16wt%のMEALASでHCOの結晶化が見られた。これはエマルジョンの小滴が水相結晶化の貯留槽として作用し,HCOは分散相から水相へ移されて水相中の結晶成長や新しい核生成を維持するために連続的に輸送されることを示している。高濃度の表面活性剤が存在すると大量のHCOが溶けて分散したHCO相の結晶化は水相中のHCOより遅くなり,水相の結晶化が最も生じやすくなるようである。
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分類 (3件):
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コロイド化学一般  ,  有機化合物の結晶成長  ,  油脂の性質 
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