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J-GLOBAL ID:201502262544488256   整理番号:15A0337122

テント様の構造上でiPS細胞を心筋細胞に分化させるための流体駆動システム

Fluid driving system for a micropump by differentiating iPS cells into cardiomyocytes on a tent-like structure
著者 (4件):
資料名:
巻: 210  ページ: 267-272  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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最近の研究はマイクロデバイスの特徴を細胞機構の成分としてバイオ-マイクロアクチュエータの構築に利用している。著者らはグルコースを化学エネルギーに利用する心筋細胞によるバイオ-マイクロポンプを開発していた。ポンプの製造にはラット新生児初代心筋細胞が必須だが,その収集は不便で動物を犠牲にする必要がある。一方,人工多機能性幹細胞(iPS)は皮下組織から得られ,有意性は無期限に増殖し,心筋細胞を含む多種の細胞に分化できることで,ES細胞と異なり倫理的な問題もない。iPS細胞のこれらの性質を利用して,著者らはiPS細胞を自発的に拍動する心筋細胞に分化させてマイクロポンプの主要成分とし,マイクロ駆動流体システムを構築した。細胞の収縮力はテント様の薄膜によりマイクロチャンネルの流体に伝達された。マイクロチップはO2プラズで照射し細胞に接着するためにゼラチンで被膜した。マウス由来のiPS細胞の胚様体(EBs)をマイクロチップ上に播種し,心筋細胞に分化させるために白血病阻害因子(LIF)はなしで37°Cでインキュベートした。約2週間後にEBの拍動と隔壁チャンパ-に結合したマイクロチャンネル中の液体が周期的に振動するのが観察された。理想的な逆止弁(Q)を仮定した理論的な流速は6.9nL/minだった。このデバイスはバイオ-作動ポンプの予備的な調査で心筋細胞の合理的な代用となった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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細胞分裂・増殖  ,  細胞生理一般  ,  筋肉・運動系一般  ,  細胞・組織培養法 
タイトルに関連する用語 (5件):
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