文献
J-GLOBAL ID:201502263915877605   整理番号:15A0707335

超臨界CO2に基づく絹フィブロインキャリアによるクルクミンの溶解性向上

Solubility enhancement of curcumin via supercritical CO2 based silk fibroin carrier
著者 (8件):
資料名:
巻: 103  ページ: 1-9  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: W1591A  ISSN: 0896-8446  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
クルクミンの溶解性を向上させるために,超臨界CO<sub>2</sub>(圧力20MPa,クルクミン:絹フィブロイン比 1:2,最終濃度1%)中で,絹フィブロインに基づくドラッグデリバリーシステムを構築した。圧力,絹フィブロイン比,最終濃度等の種々のパラメータの,粒子サイズ,サイズ分布,薬物負荷,およびカプセル化効率に対する効果を調べた。走査電子顕微鏡結果は,粒子は調節可能な粒子サイズ(<100nm)と狭いサイズ分布の,球状を持つことを示した。得られた最高の薬物負荷およびカプセル化効率は,それぞれ12%±0.62および36%±1.9であった。in vitro累積放出研究は,クルクミンの溶解性を著しく向上することを示し,クルクミンを196時間以上にわたって放出した。更に,放出速度は,絹フィブロインのβシート含量の変化により制御することができた。Fourier変換赤外分光結果は,クルクミンと絹フィブロイン間で新しい非共有化学結合を形成することを示した。X線回折結果は,クルクミンのアモルファス状態を明らかにし,これは示差走査熱量分析および熱重量分析からも確認された。結論として,本研究は超臨界CO<sub>2</sub>の利用は,水溶性の低い薬物の溶解性を向上させるための効率的な方法であることを示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
コロイド化学一般  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  相平衡・状態図一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る