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J-GLOBAL ID：201502264299189534   整理番号：15A0706919

癌幹細胞を標的とし腫瘍微小環境を調節する植物由来の生物活性化合物の使用

The use of plant-derived bioactive compounds to target cancer stem cells and modulate tumor microenvironment

著者 (6件)： PISTOLLATO Francesca (Center for Nutrition & Health, Universidad Europea del Atlantico (UEA), Santander, ESP) ,  PISTOLLATO Francesca (Area de Salud y Nutricion, Universidad Internacional Iberoamericana (UNINI), Campeche, MEX) ,  GIAMPIERI Francesca (Center for Nutrition & Health, Universidad Europea del Atlantico (UEA), Santander, ESP) ,  GIAMPIERI Francesca (Dipartimento di Scienze Agrarie, Alimentari ed Ambientali (D3A) Universita Politecnica delle Marche, Ancona, ITA) ,  BATTINO Maurizio (Center for Nutrition & Health, Universidad Europea del Atlantico (UEA), Santander, ESP) ,  BATTINO Maurizio (Dipartimento di Scienze Cliniche Specialistiche ed Odontostomatologiche, Sez. Biochimica, Universita Politecnica ...)
資料名： Food and Chemical Toxicology  (Food and Chemical Toxicology)
巻： 75  ページ： 58-70  発行年： 2015年01月 
JST資料番号： B0937A  ISSN： 0278-6915  CODEN： FCTOD7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 過去数十年,癌は,癌予防と癌リスク決定における食やライフスタイルの重い役割を考えると,エピジェネティックな機能障害と考えられてきた。多くの最近の論文は,生理学的および癌エピゲノムの調節における栄養習慣と行動とストレスと毒素などのいくつかの環境因子の特定の役割に対処してきた。具体的には,植物由来の生物活性栄養素が正常な細胞の成長と増殖と分化に確実に影響を与え,また,癌に関連するエピジェネティックな機能障害を元に戻し,腫瘍形成を減少させ,転移を予防しあるいは化学療法と放射線療法の有効性を増加させると見られてきた。さらに,実質的にすべての癌の種類は,特定の低酸素および酸性微小環境,またはニッチ内に常駐する,癌幹細胞(CSC)の亜集団が存在することを特徴とし,これらの細胞は,現在の治療と腫瘍再発に対する腫瘍耐性の原因と考えられている。現代の抗癌戦略を,選択的にCSCを標的とし,低酸素と酸性腫瘍微小環境を調節するように設計する必要があり,この目的のために,自然の生物活性成分が役割を果たしているように見える。このレビューはCSC自己再生と癌代謝と腫瘍微小環境の制御に植物由来の生物活性栄養素が誘発する効果を議論することを目的とする。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *幹細胞 ,  *細胞生理 ,  腫瘍細胞 ,  *植物性生薬 ,  生体成分分析 ,  再生 ,  酸素欠乏 ,  植物栄養素 ,  *抗腫瘍作用 ,  腫瘍転移 ,  予防 ,  *化学物質 ,  *複素環化合物 ,  イソチオシアン酸塩 ,  抽出液 ,  大豆製品 ,  ケトン ,  酸素複素環化合物 ,  多価フェノール ,  フラボノイド ,  芳香族縮合化合物 ,  ヒドロキシケトン ,  窒素複素環化合物 ,  キノリジジンアルカロイド ,  架橋化合物 ,  腫瘤形成 ,  *植物成分 ,  *植物性化学物質
準シソーラス用語： 腫瘤形成【tumorigenesis】 ,  *フィトケミカル ,  *癌幹細胞 ,  癌予防 ,  自己再生 ,  *腫瘍微小環境 ,  植物抽出物

分類 (3件)： 生薬の薬理の基礎研究  (GX06020J) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

物質索引 (3件)： クエルセチン ,  ゲニステイン ,  スルフォラファン

タイトルに関連する用語 (6件)： 癌幹細胞 ,  標的 ,  腫瘍微小環境 ,  調節 ,  植物 ,  生物活性化合物