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J-GLOBAL ID：201502265095994906   整理番号：15A0758222

還元剤由来の金属塩を副生しない高原子価遷移金属錯体の新規還元法の開発

Development of Salt-free Reduction Methods for High-oxidation State Transition Metal Complexes

著者 (1件)： 劒隼人 (大阪大 大学院基礎工学研究科)
資料名： Bulletin of Japan Society of Coordination Chemistry  (Bulletin of Japan Society of Coordination Chemistry)
巻： 65  ページ： 38-48  発行年： 2015年05月31日 
JST資料番号： L7014A  ISSN： 1882-6954  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 前周期遷移金属錯体の還元によるエチレン三量化反応,酸化還元活性な配位子との組合せによる多様な電子状態をとる金属錯体の合成,並びに,従来は金属粉末などを還元剤として用いた有機合成反応への応用についての筆者らの研究を紹介した。Salt-free還元法の開発による触媒反応の高性能化,Salt-free還元法の錯体合成への応用(低酸化数タンタル種を利用した酸化還元活性な配位子を有するタンタル錯体の合成と電子状態の解明,Salt-free還元法を用いた低酸化数タングステン種の選択的合成と酸化還元活性な配位子の導入),含窒素環状化合物を用いた還元剤の開発(Salt-free還元剤の高活性化,含窒素還元剤を用いたチタノセン錯体の還元反応),低酸化数チタン錯体を用いた触媒的な炭素-炭素結合形成反応への展開について述べた。

シソーラス用語： *還元剤 ,  *塩 ,  副産物 ,  原子価 ,  触媒反応 ,  *タンタル錯体 ,  *タングステン錯体 ,  *有機ケイ素化合物 ,  *酸化還元反応 ,  チタノセン ,  C-C結合 ,  還元
準シソーラス用語： C-C結合形成 ,  *金属塩 ,  副生物

分類 (3件)： 酸化,還元  (CF02060T) ,  有機けい素化合物  (CF08030C) ,  第4族,第5族元素の錯体  (CE01070U)

物質索引 (1件)： アリルトリメチルシラン

タイトルに関連する用語 (7件)： 還元剤 ,  金属塩 ,  副生 ,  原子価遷移 ,  金属錯体 ,  還元 ,  開発