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J-GLOBAL ID:201502265556163068   整理番号:15A0555643

異方性楕円二色性および異方性円偏光二色性に対する不完全な円偏光の影響

Anisotropic elliptical dichroism and influence of imperfection of circular polarization upon anisotropic circular dichroism
著者 (5件):
資料名:
巻: 142  号: 15  ページ: 154102-154102-17  発行年: 2015年04月21日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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異方性円偏光二色性の重要性にもかかわらず,実際上,不完全な円偏光から生じるアーチファクトを克服するのは困難である。好ましくない直線二色性,2つの直交する偏光状態の干渉,および線形複屈折が,正確な測定をすることを妨げている。試料が十分厚くない場合の主なアーチファクトと考えられる,最初の2つの寄与を評価する理論的方法を提案した。時間依存摂動理論を用い,方向の固定された分子に向かう光伝播の方向を考慮し,任意に偏光した光によって摂動を受けるシステムの遷移確率と2種類の偏光に付随する吸収の差を定式化した。円偏光二色性の非対称因子の拡張として,2つの任意の偏光状態に付随する新しく定義した非対称因子を定式化した。さらに,偏光状態が一定の平均近傍で一定の幅で分布するフォトン集合の混合状態を考察した。偏光および楕円率の純度はすぐに対応しないが,混合状態を考えることで,それらを,一貫性をもって扱うことが可能である。量子統計力学を用いて,2種類のフォトン集合に関する吸収の差を記述し,その結果の定式を応用して,つい最近の議論での単一分子キラル光学応答に関して報告された実験結果を検討した。これらのアーチファクトは,楕円偏光の入射方向および配向したシステム,楕円率と楕円の配向に敏感であることが示された。混合状態は,偏光状態分布が狭い場合には,あったとしても,影響がほとんどない。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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一般及び無機化合物の磁気光学・電気光学スペクトル(分子) 
タイトルに関連する用語 (5件):
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