文献

J-GLOBAL ID：201502266817654621   整理番号：15A0202156

インタラクティブなプロジェクションマッピングの実現

Interactive Projection Mapping

著者 (2件)： 橋本直己 (電気通信大学 大学院情報理工学研究科 総合情報学専攻) ,  櫻井淳一 (電気通信大学 大学院情報理工学研究科 総合情報学専攻)
資料名： 映像情報メディア学会誌(Web)  (Journal of the Institute of Image Information and Television Engineers (Web))
巻： 67  号： 2  ページ： J60-J63 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0261A  ISSN： 1881-6908  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,CG映像を実写映像中に組み合わせて表示する拡張現実技術が注目を集めており,このような実空間と仮想空間との融合を目指した手法としてプロジェクション利用技術がある。本論文では,実空間と映像空間との対話性を加えることによる高度の臨場感を提示することが可能なインタラクティブ・プロジェクションマッピング試作につき報告した。従来は受動的に体験するだけであったプロジェクションマッピングに対し,写実性を維持したまま対話性を加えることでより高い臨場感を実現した。実装システム体験者へのアンケート調査を通して,写実性と対話性の両立とそれが臨場感提示に効果的であることを確認した。今後の課題として,より詳細な主観的および客観的評価と共に,より多様なプリレンダリング映像組み合わせ法の検討がある。

シソーラス用語： システム ,  *対話処理 ,  *画像 ,  *写像 ,  空間 ,  仮想空間 ,  臨場感 ,  アンケート ,  主観評価 ,  レンダリング
準シソーラス用語： インタラクティブシステム ,  *プロジェクション画像 ,  *マッピング法 ,  画像ベースレンダリング ,  実空間

分類 (2件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  写真の投写  (ZA04020X)

引用文献 (5件)：

• 1) 加藤博一:“拡張現実感システム構築ツールartoolkit の開発”, 信学技法, 101, 652, pp. 79-86 (2002)
• 2) NuFormer Digital Media: “Projection on buildings”, http://www.nuformer.com/ (2009)
• 3) 株式会社シンテックホズミ:“Vrem”, http://www.shcl.co.jp/business/vrem.html (2010)
• 4) 山本景子, 久田理, 金谷一朗, 佐藤宏介:“Hyperreal 三次元形状デザイン支援システム”, 情処学論, 48, 12, pp. 3873-3881 (2007)
• 5) Ramesh Raskar, Greg Welch, Matt Cutts, Adam Lake, Lev Stesin and Henry Fuchs: “The Office of the Future: A Unified Approach to Image-Based Modeling and Spatially Immersive Displays”, Proc. of ACM SIGGRAPH'98, pp. 179-188 (1998)

タイトルに関連する用語 (1件)： プロジェクションマッピング