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J-GLOBAL ID:201502267425795924   整理番号:15A0539996

抗生物質検出のために銀ナノ膜コート多孔質陽極酸化アルミニウムを用いたSERS活性基質の作製

Fabrication of SERS-Active Substrates using Silver Nanofilm-Coated Porous Anodic Aluminum Oxide for Detection of Antibiotics
著者 (8件):
資料名:
巻: 80  号:ページ: N834-N840  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: C0005A  ISSN: 0022-1147  CODEN: JFDSAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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筆者らは,食品系の代表的な抗生物質であるクロラムフェニコールの痕跡レベル検出のための,表面増強ラマン散乱(SERS)活性基質として,銀ナノ膜コート多孔質陽極酸化アルミニウム(AAO)を開発した。AAOの合成の間に発生する秩序あるアルミニウムテンプレートは,被覆銀フィルムが二次元の秩序あるナノ構造をつくるためのパターン化されたAAOマトリックスを複製するパターン化されたマトリックスとして用いられる。筆者らは,原子間力顕微鏡法および走査電子顕微鏡法画像を使って,このナノ基質の形態を決定した。そして,紫外線可視反射によって,その限局表面プラズモン共鳴を特徴づけた。筆者らは共焦点マイクロラマン分光法(782nmレーザー)によってこのナノ基質のSERS効果を測定し,およそ2×104の増強指数および7.5ppbのクロラムフェニコールのための検出の限界で良好で,かつ,一貫した性能を見つけた。筆者らは,主成分分析を適用し,10ppbのクロラムフェニコールに対する定量下限を決定した。筆者らは,電磁場理論を使って,詳細な数学モデルを開発し,このナノ基質のラマン信号の増強メカニズムを説明した。単純なサンプル前処理および分離ステップにより,この銀ナノ膜コートAAO基質でミルクの中の50ppbクロラムフェニコールを検出することができた。これは農業および食品製品の化学汚染物質の迅速な検出のための信頼できるSERS活性基質として良好な可能性を示している。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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食品の分析  ,  分光分析 
物質索引 (1件):
物質索引
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