抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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営業車両に軌道検測装置を搭載し,軌道変位等を高頻度で測定するリスク低減が期待できる。日々蓄積された膨大な検測データを効率的に処理する必要がある。本研究では,得られた高頻度検測データを分析し,急進評価や道床状態評価への高頻度軌道検測データの活用法について検討した。次に軌道変位の特異な変動のうち,季節変動に着目し,履歴データからこのような変動箇所を簡易に選択し,将来の状態推移を予測する手法を検討した。その結果,軌道変位の急進評価指標として用いられる進み/変位比は,高頻度検測データに対しても有効であることなどがわかった。