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J-GLOBAL ID:201502267823907171   整理番号:15A0385694

維持管理の工夫事例 OR(酸素必要量)制御による標準活性汚泥法の省エネルギー化について

著者 (1件):
資料名:
巻: 52  号: 629  ページ: 41-43  発行年: 2015年03月01日 
JST資料番号: S0270A  ISSN: 0021-4639  CODEN: GSKSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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OR(酸素必要量)制御による標準活性汚泥法の省エネルギー化について,日本下水道事業団(JS)がウォーターエージェンシー社と共同で検討した。OR制御は,流入水や反応タンク内の水質をオンライン測定し,その測定値に基いて必要酸素量を算出し,送風量を制御する。本システムは,複数の水質センサーで構成される水質自動計測ユニットと,自動制御装置(コントローラ)とコンピュータの3つで構成される。活性汚泥法の下水処理における必要酸素量は,有機物酸化・硝化・汚泥内生呼吸・DO濃度維持などに必要な酸素量の合計で得られる。これに対し,OR制御では流入水のCOD・NH4ーNの測定値から換算してBOD・ケルダール性窒素濃度を求め,これに流入水量を乗じて流入負荷量を推定した後,有機物酸化・硝化に必要な酸素量を算出する。またMLSS測定値に基いて活性汚泥の内生呼吸に必要な酸素量を求め,これらを合算した上で,エアレーション装置の性能曲線を元に風量に換算して必要風量を算出する。この方式により1年間実証実験を行って性能を確認し,11%の送風量が削減され,省エネ効果が認められた。そして現在では4箇所の下水処理場に導入された。
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分類 (3件):
分類
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下水,廃水の生物学的処理  ,  エネルギー消費・省エネルギー  ,  下水・廃水処理施設 
引用文献 (5件):
タイトルに関連する用語 (4件):
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