文献

J-GLOBAL ID：201502268727305620   整理番号：15A0108698

基礎講座 第5回 界面(第3回)界面-界面活性剤の種類とはたらき-

著者 (1件)： 近藤行成 (東京理大 工)
資料名： オレオサイエンス  (Oleoscience)
巻： 15  号： 1  ページ： 25-29  発行年： 2015年01月01日 
JST資料番号： L4211A  ISSN： 1345-8949  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 界面活性剤は,少量の添加により著しく界面の性質を変化させる物質である。界面活性剤は,疎水基により炭化水素系,フッ素系,有機ケイ素系などに分類できる。親水基の種類ではアニオン性,カチオン性,両性,非イオン性に分類できる。各々の特徴を述べた。また,分子構造により一鎖型,二鎖型,多鎖型,ジェミニ型に分類できる。界面活性剤の生産量の推移を示した。2006年時点では非イオン性界面活性剤がもっとも多く生産された。分野別需要を示した。界面活性剤の基本的働き(機能・現象・製品例)をまとめた。界面活性剤は工業的利用のみならず,体内でも重要な働きをしている

シソーラス用語： *界面活性剤 ,  ベシクル ,  リポソーム ,  生産量 ,  需要分析 ,  分子構造 ,  陰イオン界面活性剤 ,  非イオン界面活性剤 ,  陽イオン界面活性剤 ,  両性界面活性剤 ,  乳化 ,  可溶化 ,  界面 ,  化合物 ,  両親媒性化合物 ,  薄膜 ,  二分子層 ,  脂質膜 ,  層 ,  多分子層 ,  多層 ,  脂質二分子膜

分類 (1件)： その他の洗浄剤  (YG02040W)

引用文献 (4件)：

• 妹尾学,辻井薫著,“界面活性の化学と応用“,日本化学会編新産業化学シリーズ,大日本図書(1995).(in Japanese)
• 日本油化学会編,“界面と界面活性剤-基礎から応用まで-“,改定第2版,日本油化学会(2009).(in Japanese)
• A. Tullo, Chemical & Engineering News, 78 (22), 12-13 (2000).
• K. Kato, L.-Y. Wong, L. T. Jia, Z. Kuklenyik, A. M. Calafat, Environ. Sci. Technol., 45 (19), 8037-8045 (2011).

タイトルに関連する用語 (3件)： 基礎 ,  界面 ,  界面活性剤