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J-GLOBAL ID:201502269990587424   整理番号:15A0658971

超深地層研究所計画 年度報告書(2013年度)

Mizunami Underground Research Laboratory Project Annual Report for Fiscal Year 2013
著者 (28件):
資料名:
号: 2014-038  ページ: WEB ONLY  発行年: 2014年12月 
JST資料番号: U0296A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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独立行政法人日本原子力研究開発機構東濃地科学センターでは,「地層処分技術に関する研究開発」のうち深地層の科学的研究(地層科学研究)の一環として,結晶質岩(花崗岩)を対象とした超深地層研究所計画を進めている。本計画は,「第1段階;地表からの調査予測研究段階」,「第2段階;研究坑道の掘削を伴う研究段階」,「第3段階;研究坑道を利用した研究段階」の3段階からなり,2013年度は,第2段階および第3段階の調査研究を進めた。2013年度の第2段階の調査研究としては,深部地質環境の調査・解析・評価技術の基盤の整備において,深度500mステージにおける壁面地質調査および先行ボーリング調査を実施し,地上および研究坑道内から掘削した既存のボーリング孔を用いた地下水の水圧・水質モニタリングを継続するとともに,深度500mステージにおいて岩盤の初期応力状態を把握するためのボーリング調査を実施した。これらの調査研究により取得した地質環境の情報に基づき,第1段階で構築した地質環境モデルの妥当性の確認および更新作業を継続した。深地層の工学技術の基礎の整備においては,建設工事を通じて得られた情報に基づき,設計技術,掘削技術,対策工,安全対策等に関する技術の有効性を確認・評価した。第3段階の調査研究としては,これまでの調査研究で取得した地質・地質構造,岩盤の水理特性,地下水の地球化学特性などに関する情報に基づき,坑道周辺の物質移動モデルを構築するとともに,坑道より採取した岩石や地下水を用いた室内試験により物質移動に関する情報を取得した。また,これらのモデルや情報を用いた物質移動解析を行い,調査・解析・評価に関する体系的な手法の構築を進めた。また,坑道閉鎖後の地質環境特性の変遷を推定するための解析手法の構築を目的とした再冠水試験に着手した。瑞浪超深地層研究所の研究坑道の建設においては,深度500mステージの水平坑道の掘削を進めた。...(著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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放射性廃棄物 
引用文献 (78件):
  • 原子力委員会:“原子力政策大綱”, 2005.
  • 原子力委員会:“原子力の研究,開発および利用に関する長期計画”, 1994.
  • 動力炉・核燃料開発事業団:“超深地層研究所地層科学研究基本計画”, PNC TN7070 96-002, 1996, 20p.
  • 原子力委員会:“原子力の研究,開発および利用に関する長期計画”, 2000.
  • 核燃料サイクル開発機構:“超深地層研究所地層科学研究基本計画”, JNC TN7410 2001-009, 2001, 100p.
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