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J-GLOBAL ID:201502269992189760   整理番号:15A0539948

大規模森林生物多様性実験における植食性に対する樹種の豊かさの初期プラス効果は樹木の成長に影響する

Early positive effects of tree species richness on herbivory in a large-scale forest biodiversity experiment influence tree growth
著者 (8件):
資料名:
巻: 103  号:ページ: 563-571  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: C0576A  ISSN: 0022-0477  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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樹種の豊かな森林の構造と機能に対する植食性の影響は重要であるにもかかわらず,どのようにして植食性が樹種の豊かさにより影響されるかとより特異的にランダム対非ランダムな種の消失により影響されるかに関する知見は少ない。本稿では,亜熱帯中国の大規模森林生物多様性実験の初期段階における草食動物による損傷と樹木成長に対するその影響を評価した。この森林では1と24種間の樹木混合番号付けのランダムと非ランダム消失シナリオを行った。ランダムな種の消失と比較して,非ランダムな種の消失シナリオは樹種の局所希少性と比葉面積形質に基づき,植物種の豊かさにより影響されるかたちで植食性に強く影響した。植食性は全シナリオを横切って樹種の豊かさとともに増加し,ランダムと非ランダム種の消失シナリオにおける異なる種組成によっては影響されなかった。一方,樹木成長速度は小木区画上の植食性と正相関し,高木区画では成長速度は植食性の増加とともに有意に減少した。これらの結果により,成長形質に対する植食性の影響が単純林から種の豊富な植物群落にかけて増加し,そのマイナス効果は樹木の成長とともに顕著になることを示した。これらの結果により,栄養相互作用は森林植林の基本であることを示した(すなわち,植林後2.5年)。樹種の豊かさとともに増加する樹木成長に対する強い植食性効果は生態系機能を調節するうえでの植食性の潜在的重要性を示し,二次林更新の開始からの種の豊かな森林の構造発展が重要であることを示した。高い更新年齢の天然林とは対照的に種の消失シナリオ間の有意な差の欠落は植食性に対する希少性のマイナス効果を示した。これは非ランダム種の消失が森林更新とともに変化することを示した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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森林生物学一般  ,  異種生物間相互作用 

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