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J-GLOBAL ID:201502270203291627   整理番号:15A0327072

花弁効果ハフニア膜および親水性-疎水性パターン膜の水採取能力

Water harvesting capability of petal-effect hafnia films and hydrophilic-hydrophobic patterned films
著者 (3件):
資料名:
巻: 123  号: 1434  ページ: 73-78 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0409A  ISSN: 1348-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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花弁効果ハフニア膜および1mm幅のラインとスペースから成る親水性-疎水性ストライプパターン膜の2種類を作製し,それらの水採取能力を調査した。グリシンおよびグリコール酸を含む花弁効果ハフニア膜をゾルゲル法により調製した。超親水アルミナ膜基板上にペースト状の疎水性ハフニアゾルをスクリーン印刷して親水性-疎水性のストライプパターン膜を作製した。膜の水採取能力を特注の水回収装置で評価した。水回収能力を評価するため,試料表面と試料下に設置したペトリ皿内の水の重量を測定した。蒸気が花弁効果膜を覆ったとき,小さな露滴が表面に形成して大きな半球に成長したが,水の大部分は,ペトリ皿に落下することなく試料表面に残留した。蒸気がストライプパターン膜の表面を覆ったとき,疎水性および親水性パターンそれぞれに,小さな水滴および大きな長い水滴が形成した。親水性パターンに成長した大きな水滴はペトリ皿に落下した。花弁効果膜及びストライプパターン膜に回収した水の総量は,超疎水性アルミナ膜,疎水性のハフニア膜,および対照参照としてのガラス基板を用いて回収した量よりも1.6倍であった。花弁効果膜表面の有機酸の親水性分子は多量の液滴を保持しているため,パターン膜は,花弁効果膜よりペトリ皿に多量の水を回収した。花弁効果膜およびパターン膜は,周囲大気中の水蒸気からの優れた水採取能力を有していると結論された。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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セラミック・陶磁器の製造  ,  セラミック・磁器の性質  ,  水利用,その他 
引用文献 (18件):
  • 1) F. T. Malik, R. M. Clement, D. T. Gethin, W. Krawszik and A. R. Parker, Bioinspir. Biomim., 9, 1–15 (2014).
  • 2) T. Nørgaard, M. Ebner and M. Dacke, PLoS ONE, 7, 1–4 (2012).
  • 3) A. R. Parker and C. R. Lawrence, Nature, 414, 33–34 (2001).
  • 4) L. Zhai, M. C. Berg, F. Ç. Cebeci, Y. Kim, J. M. Milwid, M. F. Rubner and R. E. Cohen, Nano Lett., 6, 1213–1217 (2006).
  • 5) D. Hong, W. K. Cho, B. Kong and I. S. Choi, Langmuir, 26, 15080–15083 (2010).
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