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J-GLOBAL ID：201502270261222120   整理番号：15A0603883

疲労き裂を有する連続鈑桁橋の残存性能に関する解析的研究

著者 (5件)： 橋本国太郎 (神戸大 大学院工学研究科) ,  茅野牧夫 (国土交通省) ,  鈴木康夫 (京大 大学院工学研究科) ,  杉浦邦征 (京大 大学院工学研究科) ,  渡邊英一 (駒井ハルテック)
資料名： 鋼構造論文集  (Steel Construction Engineering)
巻： 22  号： 85  ページ： 111-120  発行年： 2015年03月25日 
JST資料番号： L5269A  ISSN： 1880-9928  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鋼3径間非合成連続鈑桁橋(4主桁)の主桁に発生した疲労亀裂が,残存性能に及ぼす影響について検討した。鋼橋の諸元を示し,FEMによる解析モデルについて説明した。この際,設計上は非合成であるが施工図に基づき合成構造とした。また,5種類の疲労亀裂を2重節点としてモデル化したが,亀裂の進展は考慮しないので高精度な応力拡大係数は設定していない。弾塑性有限変位解析の結果から,全支点反力と着目断面のたわみの関係,耐荷力や剛性の変化,ミーゼス応力コンターおよび変形図,各桁の荷重負担率について考察した。また,設計荷重時の桁・床版中央のたわみ,応力拡大係数と支点反力の関係について考察した。これら考察結果を以下に纏めた。1)亀裂がウェブのみの場合は,耐荷性能に与える影響は小さい。2)亀裂が生じた桁で支点反力が減少した場合,隣の桁や床版に応力が流れる。3)たわみの影響は全解析ケースによって若干異なる。

シソーラス用語： *プレートガーダ橋 ,  *疲れ亀裂 ,  *残留強度 ,  連続橋 ,  主桁 ,  合成構造 ,  弾塑性解析 ,  解析モデル ,  モデリング ,  応力拡大係数 ,  反力 ,  たわみ ,  相当応力 ,  塑性変形 ,  荷重分布
準シソーラス用語： Mises応力 ,  多主桁

分類 (2件)： 橋梁の破壊,保守,その他  (RC06080X) ,  その他の構造材料による構造  (RA04060H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 疲労き裂 ,  鈑桁橋 ,  残存 ,  解析 ,  研究