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J-GLOBAL ID：201502270275327197   整理番号：15A0215981

出生時における苦味物質の投与はニワトリの口蓋および十二指腸の遺伝子発現に影響を与える

Perinatal Administration of a Bitter Tastant Influences Gene Expression in Chicken Palate and Duodenum

著者 (5件)： CHELED-SHOVAL Shira L. (Hebrew Univ., Rehovot, ISR) ,  BEHRENS Maik (German Inst. of Human Nutrition Potsdam-Rehbruecke, Nuthetal, DEU) ,  MEYERHOF Wolfgang (German Inst. of Human Nutrition Potsdam-Rehbruecke, Nuthetal, DEU) ,  NIV Masha Y. (Hebrew Univ., Rehovot, ISR) ,  UNI Zehava (Hebrew Univ., Rehovot, ISR)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 62  号： 52  ページ： 12512-12520  発行年： 2014年12月31日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ブロイラー鶏に苦味物質として2.0mMのキニーネを用い,孵化前に0.6mLの卵内投与,孵化3日後に1.3mLの経口投与もしくは孵化前・孵化3日後の両方投与をおこなった。その結果,いずれの投与群においてもキニーネ投与により苦味受容体(Tas2r蛋白質)が活性化した。また,キニーネは口蓋内におけるTas2r遺伝子の発現を著しく増加させるとともに,十二指腸内の味覚関連遺伝子の発現にも影響を与えた。また,孵化5日後に2.0mMのキニーネを混ぜた水を与えた結果,対照群ではキニーネ非混入水と同量のキニーネ混入水を摂取したのに対し,これらのキニーネ投与群ではキニーネ混入水の摂取量が著しく低かった。したがって,孵化前後の苦味物質の投与は,ニワトリの口蓋および十二指腸の遺伝子発現に影響を与え,苦味に対する感受性を高めると考えた。

シソーラス用語： *ブロイラー ,  苦味物質 ,  鶏卵 ,  雛 ,  投与 ,  経口投与 ,  情報伝達受容体 ,  遺伝子 ,  *遺伝子発現 ,  口蓋 ,  十二指腸 ,  味覚 ,  *苦味 ,  感受性 ,  タンパク質 ,  窒素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  ビニル化合物 ,  キノリンアルカロイド ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物 ,  第二アルコール ,  苦味受容体 ,  味覚受容体 ,  卵内投与 ,  *分子遺伝現象
準シソーラス用語： Tas2r蛋白質 ,  味覚関連遺伝子

分類 (4件)： その他の感覚  (EJ13040X) ,  消化系一般  (EJ06010G) ,  鶏  (FD03020F) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

物質索引 (1件)： キニーネ

タイトルに関連する用語 (7件)： 出生 ,  苦味物質 ,  投与 ,  ニワトリ ,  口蓋 ,  十二指腸 ,  遺伝子発現