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J-GLOBAL ID：201502270275447702   整理番号：15A0649712

カラー情報を利用したICAに基づく食品原材料名の文字認識手法

著者 (3件)： 山岡正和 (愛媛大) ,  石川聡祐 (愛媛大) ,  井門俊 (愛媛大)
資料名： 電気学会知覚情報研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： PI-15  号： 43-47.49-58  ページ： 21-26  発行年： 2015年04月24日 
JST資料番号： F1125A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,様々な色の文字や背景をもつ食品パッケージに記載された文字の認識手法として,カラー情報を利用したICA(Independent Component Analysis:独立成分分析)を適用し,グレースケールを利用したICAとの比較を行った。その結果,カラー情報を利用したICAでは,同じ文字の場合でも,学習させていない配色パターンの類似度は低くなる傾向にあり,学習させた配色パターンの文字だけ類似度を高くできることが分かった。このような特徴をもつことから,カラー情報を利用したICAを適用することで,検出した文字領域の中から認識しなくてもよい文字を効果的に排除できる可能性が示唆された。

シソーラス用語： *文字認識 ,  情報 ,  独立成分分析 ,  カラー画像 ,  画像処理 ,  原料 ,  用語 ,  梱包 ,  クラスタ化 ,  機械学習 ,  漢字 ,  食品
準シソーラス用語： カラー情報 ,  パッケージ ,  名前

分類 (1件)： パターン認識  (JE07000S)

引用文献 (8件)：

• 山岡正和,井門 俊:"カラー情報を利用した文字領域抽出の改良型カラークラスタリング提案", 2014年度計測自動制御学会四国支部学術講演会, DVD, SO1-23, PS1-23, pp.67-72, 2014 11.
• 平山勝裕,大町真一郎,阿曽弘具:"カラー情報を利用した情景画像中の文字列の高精度抽出",電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解, Vol.104, No.742, pp.91-96, 2005.
• 上羽葵,武田哲也,岡田至弘:"等色線処理によるカラー画像からの文字領域の抽出", 電子情報通信学会技術研究報告. PRU, パターン認識・理解, Vol.94, No.242, pp.9-16, 1994.
• 芦田和毅, 永井弘樹,岡本正行,宮尾秀俊,山本博章:"情景画像からの文字抽出", 電子情報通信学会論文誌. D, Vol.J88-D2, No.9, pp.1817-1824, 2005.
• Seiichi Ozawa, Toshihide Tsujimoto, Manabu Kotani, and Norio Baba,"Application of independent component analysis to handwritten Japanese character recognition", Proc of International Joint Conf. on Neural Networks (IJCNN99-Washington DC), CD-ROM #462, 1999.

タイトルに関連する用語 (5件)： カラー情報 ,  ICA ,  食品原材料 ,  文字認識 ,  手法