文献

J-GLOBAL ID：201502270316072875   整理番号：15A0092423

PZT-PFW-PMNセラミックスの構造と圧電特性に対するFe₂O₃添加の影響

Effects of Fe₂O₃ Additive on the Structure and Piezoelectric Properties of PZT-PFW-PMN Ceramics

著者 (2件)： ZONG Ximei (South Campus of Taiyuan Normal Coll., Dep. of Chemistry, 030031, Taiyuan, Shanxi, People’s Republic of China) ,  YANG Zupei (Shaanxi Normal Univ., School of Materials Sci. and Engineering, 710062, Xi’an, Shaanxi, CHN)
資料名： Journal of Electronic Materials  (Journal of Electronic Materials)
巻： 44  号： 1  ページ： 258-262  発行年： 2015年01月 
JST資料番号： D0277B  ISSN： 0361-5235  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 4成分系圧電セラミックス0.9Pb_0.95Sr_0.05(Zr_0.52Ti_0.48)O₃-0.03Pb(Fe_2/3W_1/3)O₃-0.07Pb(Mn_1/3Nb_2/3)O₃(PZT-PFW-PMN)+0.2w%のCeO₂+xw%Fe₂O₃(x=0.0-0.20)を,従来の固相方法により調製した。システムの構造及び電気的特性に対するFe₂O₃の添加の影響を系統的に調査した。その結果,全てのサンプルの相構造が正方晶相であり,圧電特性および誘電特性が著しくFe₂O₃の添加の増加に伴って促進されることを明らかにした。抗電界E_cと内部バイアス電界E_iがFe₂O₃の含有量の増加に伴って増加することを見出した。その結果,このシステムに対し0.05w%のFe₂O₃添加により,次のパラメータ値を有する優れた電気的特性を得た:Q_m=1839,K_p=0.61,d₃₃=382pC/N,ε_r=1823,tanδ=0.0054,P_r=19.26μC/cm²,E_c=13.28kV/cm,E_i=0.76kV/cm。結果は,Fe₂O₃変性PZT-PFW-PMNセラミックは良好な特性を示し,高出力圧電トランス用途での使用に適した候補であり得ることを示した。Copyright 2014 The Minerals, Metals & Materials Society Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ジルコニウム酸チタン酸鉛 ,  *圧電セラミック ,  *圧電素子 ,  添加 ,  *多成分系 ,  強誘電性 ,  抗電場 ,  酸化鉄 ,  ニオブ酸塩
準シソーラス用語： Fe2O3 ,  *PZT【鉛化合物】 ,  強誘電特性 ,  *四成分系

分類 (2件)： 圧電デバイス  (NC03110I) ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  (BK07020Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： PZT ,  PMN ,  セラミックス ,  圧電特性 ,  Fe2O3