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J-GLOBAL ID:201502270506763785   整理番号:15A0687176

mRNA反応性G-四本鎖に基づく薬剤放出系

A mRNA-Responsive G-Quadruplex-Based Drug Release System
著者 (4件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 9388-9403 (WEB ONLY)  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: U7015A  ISSN: 1424-8220  CODEN: SENSC9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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G-四本鎖に基づく薬剤デリバリーキャリアー(GDDCs)を,標的mRNAに対する反応でテロメラーゼ阻害剤を捕獲し,放出するためデザインした。GDDC構造上のループとmRNAの間のハイブリダイゼーションは,GDDCのG-四本鎖構造を変性し,結合阻害剤,陰イオン性銅(II)フタロシアニン(CuAPC)を放出した。概念実証として,GDDCsを,上皮成長因子受容体(EGFR)mRNAの標的配列とハイブリダイズできる,10~30マーループを有するようにデザインした。円偏光二色性(CD)分光を用いた構造分析は,GDDCsが標的RNAの非存在下,100mM KClと10mM MgCl2中で(3+1)型G-四本鎖構造を作ることを示した。可視吸収滴定実験は,GDDCsが,ループの長さに依存し,25°CでKa値1.5x105~5.9x105M-1(Kd値6.7~1.7μM)でCuAPCを結合することを示した。蛍光滴定は,更に,G-四本鎖構造が,25°Cで1.0x108M-1以上のKa値(Kd値,0,01μM以下)で標的RNAへの結合により変性することを示した。これら結果は,キャリアーが,結合した薬剤の放出を生じる,標的RNAをセンスし,結合することを示した。最後に,可視吸収滴定実験は,GDDCが標的RNAに反応してCuAPCを放出することを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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生物薬剤学(基礎)  ,  医用素材 
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