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J-GLOBAL ID:201502270734263580   整理番号:15A0585068

ロボットと共に働く場所 レスキューロボットコンテストの意義と役割「ものづくり」と「ことづくり」の融合の観点から

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資料名:
巻: 70  号:ページ: 220-225  発行年: 2015年04月01日 
JST資料番号: G0395A  ISSN: 0035-7774  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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1995年1月17日におきた阪神・淡路大震災を機に日本ではレスキューロボットの研究開発が本格的に始まった。当時は,レスキューロボットを広く啓発する必要があり,そのため災害救助を題材としたロボットコンテストとして「レスキューロボットコンテスト」(レスコン)と銘打ちスタートした。2000年のプレ大会以降,レスキューロボットコンテスト実行委員会の主催で毎年実施している。まず,レスコンの概要を紹介した。競技を行う場は,実験フィールドと呼ぶ約9m×9mの区域であり,地震で被災した市街地を1/6で模した模型である。この中に要救助者を模擬したダミー(愛称「ダミヤン」)が配置されている。各チームは自らが製作したロボットによりフィールド内のダミヤンを救出する。チームを評価するミッションポイントは,「救出完了」,「搬送完了」の各段階に応じたポイントと「個体識別」の正しさに応じたポイントによって与えられる。ロボットのおおよその大きさは幅400mm,奥行き600mm,高さ500mmである。1チームあたり3~4機のロボットを製作する。競技結果に対してはさまざまな視点から評価し,多くの賞を用意し表彰している。ダミヤンおよび無線LANによる遠隔操縦システムの概要も紹介した。そして,レスコンの意義と役割について述べた。レスコン実行委員会の活動理念は,「技術を学び人と語らい災害に強い世の中をつくる」である。実行委員会は,この理念のなかに「技術を学び=ものづくり教育」と「人と語らい=ことづくりの原点」を織り込み,レスコンに関わる人々が災害に強い世の中をつくるにはどのようなことを参加者や来場者自身が行えばよいかを考える機会としてレスコンを開催している。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
産業用ロボット  ,  人工知能 

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