抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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重力マイクロレンズ法は,氷境界の数倍外側に位置する惑星を検出する事ができ,地球質量程度の惑星にまで感度がある。この手法によって30個以上の惑星が発見され,それらは他の観測手法では検出が難しい惑星である。また,重力マイクロレンズ法でのみ検出可能な浮遊惑星も検出され,それらの数量まで見積もられている。日本,ニュージーランドが主体の国際共同研究グループ,MOAはこれまでの惑星検出に多くの貢献をしてきた。本稿では,重力マイクロレンズ法の原理,MOAの日々の観測について説明する。また,惑星が発見されたときのエピソードを交えて,これまでの重要な発見を紹介する。(著者抄録)