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J-GLOBAL ID：201502271594755530   整理番号：15A0302729

教員研修機関における著作権研修運営の現状と課題

The present conditions and problems on copyright-education in the management of the public teacher training institutes

著者 (2件)： 小竹諒 (筑波大学大学院図書館情報メディア研究科) ,  平久江祐司 (筑波大学図書館情報メディア系)
資料名： 情報メディア研究  (Journal of Information and Media Studies)
巻： 13  号： 1  ページ： 50-59 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： L4804A  ISSN： 1348-5857  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,教員研修機関における教員に対する著作権研修の運営に関する現状と課題を明らかにし,そのあり方を考察することを目的に,全国の都道府県,政令指定都市,中核市の教員研修機関の研修担当者を対象にアンケート調査を行った.その結果,教員の著作権知識の格差を解消することができるような研修を行うことが課題となっていること,研修担当者は,教員に対する著作権研修の必要性を明確に認識していること,著作権に関する知識を多く持つ教員ほど著作権遵守の意識は高いが,それが著作権侵害行動の防止に必ずしも結びついていないと認識していることが明らかになった.この結果を受けて研修の改善策として 5 点を提示するとともに,研修担当者の認識の改善の必要性を指摘した.(著者抄録)

シソーラス用語： *著作権 ,  *人材育成 ,  *教師 ,  アンケート ,  犯罪 ,  意識調査 ,  *地方自治体 ,  相関 ,  知識
準シソーラス用語： 教員研修 ,  教員 ,  著作権侵害

分類 (1件)： ドキュメンテーション一般  (AC01000N)

引用文献 (13件)：

• [1] 教育改革に関する答申 : 臨時教育審議会第一次~第四次(最終)答申 . 大蔵省印刷局編. 大蔵省印刷局, 1988, 359p.
• [2] 文部省.“文部省 審議会答申等 (21 世紀を展望した我が国の教育の在り方について(第一次答申))”. 文部科学省, 1996. http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/old_chukyo/old_chukyo_index/toushin/1309579.htm, (参照 2014-12-05)
• [3] 植村八潮 . 誰が「著作権教育」をするのか 学校は不正コピーの温床か . 印刷雑誌. 2002, 85(5), p.69
• [4] 著作権情報センター, 日本教育工学振興会. 学校における著作権教育アンケート調査報告書 . 著作権情報センター, 2011, 98p.
• [5] 長谷川元洋, 下村努. 情報モラル教育,情報セキュリティー教育の考察と実践について.日本教育情報学会年会論文集. 1999, (15), p.124-127.

タイトルに関連する用語 (5件)： 教員研修 ,  著作権 ,  研修 ,  運営 ,  現状