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J-GLOBAL ID：201502272062008732   整理番号：15A0170551

GPUクラスタHA-PACSにおける核融合シミュレーションコードの性能評価

著者 (5件)： 藤田典久 (筑波大 大学院システム情報工学研究科) ,  奴賀秀男 (筑波大 計算科学研究セ) ,  朴泰祐 (筑波大 大学院システム情報工学研究科) ,  朴泰祐 (筑波大 計算科学研究セ) ,  井戸村泰宏 (日本原子力研究開発機構)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2013  号： HPC-140  ページ： WEB ONLY VOL.2013-HPC-140,NO.39  発行年： 2013年07月24日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： GT5Dはトカマクプラズマ中における乱流現象を対象として,核融合シミュレーションを行うプログラムである。これまでの研究で,GT5Dを1ノードに複数のGPUを搭載するクラスタに向けて最適化を行い,GT5Dの時間発展を行う部分のおよそ80%の部分についてGPU化と,一部通信において計算とのオーバーラップを実装した。大規模マルチGPUクラスタHA-PACSを用いて実験を行い,CPUのみの実行と比較してオーバーラップを有効にした場合で1.85倍の性能が得られていた。本稿では,時間発展の中でGPU化を出来ていなかった残りの20%の部分についてGPU化を行なう。これまでの研究と同様にHA-PACSを用いた性能測定で,オーバーラップありの場合において,CPUのみを用いる場合に対し2.03倍の性能が達成された。(著者抄録)

シソーラス用語： *マルチプロセッサシステム ,  画像処理システム ,  *核融合 ,  マイクロプロセッサ ,  *専用プロセッサ ,  多重処理 ,  大規模系 ,  計算機シミュレーション ,  *性能評価 ,  シミュレータ ,  最適化 ,  評価試験 ,  実装設計 ,  高速化 ,  *GPU【プロセッサ】 ,  クラスタコンピューティング ,  *GPUクラスタシステム ,  計算機利用 ,  利用 ,  改変
準シソーラス用語： *GPUクラスタ ,  GT5D ,  PACS ,  トカマクプラズマ

分類 (4件)： ディジタル計算機方式一般  (JC02010O) ,  核融合装置  (BJ02083Z) ,  専用演算制御装置  (JC04030Y) ,  計算機システム開発  (JD02010R)

引用文献 (13件)：

• Top500 Supercomputer Sites(online), 入手先 (http://top500.org/) .
• Y.Idomura, M.Ida, T.Kano, N.Aiba and S.Tokuda: Conservative global gyrokinetic toroidal full-f five-dimensional Vlasov simulation, Computer Physics Communications, Vol. 179, pp.391-403, (2008).
• ITER(online), 入手先 (http://www.iter.org).
• S. Konishi, S. Nishio, K. Tobita and The DEMO design team: "DEMO plant design beyond ITER", Fusion Engineering and Design, Vol.63, pp.11-17, (2002).
• S.Jolliet and Y.Idomura: Simulating Plasma Turbulence with the Global Eulerian Gyrokinetic Code GT5D, Progress in NUCLEAR SCIENCE and TECHNOLOGY, Vol.2, pp.85-89 (2011).

タイトルに関連する用語 (6件)： GPUクラスタ ,  HA ,  PACS ,  核融合 ,  シミュレーションコード ,  性能評価