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J-GLOBAL ID:201502272193273067   整理番号:15A0589143

SRFのエネルギー比率が高い燃料の燃焼において流動層ボイラ内のアルカリ塩化物量を最少化するロバストな方策の探求

Searching for a robust strategy for minimizing alkali chlorides in fluidized bed boilers during burning of high SRF-energy-share fuel
著者 (8件):
資料名:
巻: 155  ページ: 25-36  発行年: 2015年09月01日 
JST資料番号: C0023A  ISSN: 0016-2361  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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エネルギー回収手段を用いて処理される廃棄物量の増加に対応するために,SRF(固体回収燃料)のエネルギー比率(e-%)が高い燃料を既存の廃棄物-エネルギー変換施設での燃焼を実施した。本検討では,70e-%燃料(目標燃料)の燃焼時の腐食関連リスクについて検討し,50e-%の基準燃料の場合と比較した。目標燃料では燃料混合物中のSFRの含有率を増すことによる直接的な結果としてClとSの濃度が最も高くなった。Br,ZnおよびPbの濃度も同じ傾向を示した。一方,Na,K,AlおよびSiの濃度は燃焼されるSRFの種類に大きく依存する。過熱器近傍で測定したエアロゾル分率および析出物試料の組成に基づいて基準燃料および目標燃料の腐食リスクについて解析した。驚くべきことに,目標燃料のエアロゾルでは,基準燃料に比べClが少なくSがさらに少なく腐食リスクが低かった。さらに,硫黄系添加物(元素状硫黄および硫酸塩)の注入および代替燃料が過熱器の腐食リスクに及ぼす影響についても解析した。これらの方策は全てエアロゾル中のCl濃度の低減を可能にするが,ここでは硫酸塩の注入はアルカリ塩化物の生成を低減するためのロバストな方策と考えられると結論づけた。硫酸塩注入は,燃料混合物の品質に関係なくエアロゾルおよび析出物中のClの低減を可能にする。これらロバストな方策は,SRFのエネルギー比率が高い燃料の燃焼におけるボイラ性能を保証する上で重要である。部分最小二乗回帰法を用いて実施した過熱器周りの析出物の品質と煙道ガスおよびエアロゾルの性質との関連付けの検討結果も提示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物燃料及び廃棄物燃料  ,  防食  ,  ボイラ 

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