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J-GLOBAL ID:201502272233281190   整理番号:15A0546183

豪雨による斜面表層崩壊と実効雨量 -斜面内土層の浸透流からの検討-

Effective rainfall amount and slope surface failure caused by heavy precipitation -Study on the seepage flow in the soil layer of a slope-
著者 (2件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 157-162 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0044A  ISSN: 1880-6341  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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豪雨による表層崩壊と実効雨量の関係を飽和浸透流の関係式から検討した。対象とした斜面は,雨水の浸透し易い草木で覆われた表層土層である。斜面への降雨は土層内へ大部分が降下流入し,基盤上に飽和浸透流を形成する。飽和浸透流の関係式には,土層基盤への雨水降下量と基盤排水量を考慮した連続式を設定した。さらに,設定した式に対してタンクモデルを適用した。この解析より,土層内浸透流の間隙水量を実効雨量Dとおくことによって,従来の実効雨量式が求められた。実効雨量の係数は,地域に固有な地域雨量に対して直線性を有している。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
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分類 (2件):
分類
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自然災害  ,  透水性,浸透水,土中水 
引用文献 (18件):
  • 1) 林 拙郎,山田 孝:最近の土砂災害における実効雨量の係数の特性について,砂防学会誌,Vol. 66,No.2,pp.31-39,2013.
  • 2) 網干寿夫:集中豪雨とマサ土斜面の崩壊,施工技術,Vol.5,No.11,pp.39-46,1972.
  • 3) 瀬尾克美,船崎昌雄:土砂災害(主に土石流的災害)と降雨量について,新砂防,Vol.26,No.2,pp.22-28,1973.
  • 4) 佐々木 康,森脇武夫,加納 誠二,白石芳樹:1999年の広島県斜面災害をもたらした降雨特性と警戒・避難のための雨量指標,土と基礎,Vol. 49,No.7,pp.16-18,2001.
  • 5) 鈴木雅一,小橋澄治:がけ崩れ発生と降雨の関係について,新砂防,Vol.34,No.2,pp.16-26,1981.
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