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J-GLOBAL ID:201502273100435310   整理番号:15A0735725

1-メチルシクロプロペンとエチレンが生食用ブドウ収穫後の果梗の褐変に及ぼす影響

The effects of 1-methylcyclopropane and ethylene on postharvest rachis browning in table grapes
著者 (6件):
資料名:
巻: 107  ページ: 16-22  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: W1912A  ISSN: 0925-5214  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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生食用ブドウの果房内の緑色の果梗は,貯蔵後の新鮮度の重要な指標となる。これまでの試験では果梗の褐変を主に乾燥と関連付けていたが,本試験の結果は加工処理中のエチレンの関与を示唆した。まず,1-メチルシクロプロペン(1-MCP)は生食用ブドウ3品種において果梗の褐変を遅らせたが,エチレンは果梗褐変を促進する傾向にあった。また,1-MCP処理をおこなった果梗では呼吸が低下し,エチレン生成が供試品種の1つで低下した。一方,果実の呼吸とエチレン生成は処理による影響を受けなかった。興味深いことに,品種「Thompson Seedless」の果梗における呼吸とエチレン生成は他の2品種よりも大幅に低かった。処理果と無処理果の果梗の自己蛍光特性には大きな差異が認められ,処理果の果梗にはフラボノイド類の蓄積が少ないことと整合性が認められた。果実の自己蛍光も処理による影響を受け,エチレンは2つの緑色品種においてフラボノイドに伴い自己蛍光を促進し,1-MCPは黒色品種において自己蛍光を低下させた。1-MCPは果梗の褐変に影響を与えることがわかったが,この方法の利用可能性に関しては詳細に研究する必要があると考えた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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果実とその加工品  ,  植物生理学一般 

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