抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
C言語の前処理前コードの構文解析では,前処理指令の位置などを制約することで構文木を構成するものが多い。本論文では,構文木の不正確さを許容する代わりに,前処理指令に対する制約のない構文解析の手法を提案する。この解析では,前処理指令を無視して構文解析を行うとともに,構文規則とは合わない記述に対しては,仮想的な字句の補正などを行う。また,解析器は字句の書き換え規則で構成し,マクロ定義の内部など,部分的な記述も解析の対象とする。応用例として,前処理の分岐指令の移動ツールとマクロの逆置換ツールを示す。評価実験では,オープンソースソフトウェアの解析に適用し,その精度と問題点について議論する。(著者抄録)