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J-GLOBAL ID:201502273874348495   整理番号:15A0689799

チョウジ抽出物の蛋白質グリコシル化阻害活性及び抗酸化能

Protein glycation inhibitory activity and antioxidant capacity of clove extract
著者 (9件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 3843-3850  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: E0090C  ISSN: 0022-1155  CODEN: JFSTAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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フルクトース仲介蛋白質グリコシル化及び酸化に対するチョウジ水抽出物の物理化学的性質,抗酸化性質及び抗グリコシル化性質を評価した。結果から,チョウジ抽出物における総フェノール類及びフラボノイドの含量は,各々239.58±0.70mg GAE/g dw抽出物及び65.67±0.01mgカテキン当量/g dw抽出物であった。さらに,チョウジはDPPHラジカル捕捉活性(IC<sub>50</sub>=0.29±0.01mg/mL),トロロックス当量(TE)抗酸化能(4.69±0.03μmol TE/mg dw抽出物),鉄還元抗酸化力(20.55±0.1μmolアスコルビン酸当量/mg dw抽出物),酸素ラジカル吸収能(31.12±0.21μmol TE/mg dw抽出物,ヒドロキシルラジカル捕捉活性(0.15±0.04 mg TE/mg dw抽出物及びスーパーオキシドラジカル捕捉活性(18.82±0.50mg TE/mg dw抽出物)を示した。チョウジの水抽出物(0.25-1.00mg/mL)は,4週間のインキュベーションの間にグリコシル化BSAにおいて蛍光後期糖化生成物(AGE)及び非蛍光AGE(N<sup>ε</sup>-(カルボキシメチル)リジンの形成を阻害した。蛋白質カルボニル形成の低減及び蛋白質チオール基の損失に対する保護作用により,この抽出物は酸化誘導蛋白質損傷を顕著に阻止した。これらの結果から,ポリフェノールに富むチョウジ抽出物はそれの抗酸化作用によりAGEの形成及び蛋白質グリコシル化阻害することを明確に示した。これらの知見は糖尿病合併症を標的化するチョウジ抽出物の使用の可能性をもたらした。Copyright 2014 Association of Food Scientists & Technologists (India) Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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調味料,香辛料  ,  食品の化学・栄養価 
物質索引 (1件):
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