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J-GLOBAL ID:201502274087375163   整理番号:15A0264915

ポリ(3-ヒドロキシ酪酸)/有機変性モンモリロナイトナノ複合材料:ポリマの生物分解に及ぼすナノフィラーの影響

Nanocomposites of poly(3-hydroxybutyrate)/organomodified montmorillonite: Effect of the nanofiller on the polymer’s biodegradation
著者 (4件):
資料名:
巻: 132  号: 11  ページ: ROMBUNNO.41656  発行年: 2015年03月15日 
JST資料番号: C0467A  ISSN: 0021-8995  CODEN: JAPNAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ポリ(3-ヒドロキシ酪酸)(PHB)は,細胞外PHBデポリメラーゼによって分解することができる生体高分子である。この酵素は各種の微生物によって分泌されるが,細菌性PHBデポリメラーゼは最も広く研究されている。生分解速度は各種要因に依存する。それらを制御することで,生分解速度は変更できて,カスタム化され,従って,ポリマ用途を増加し,多様化することができる。本検討では,PHBの生物分解に及ぼす有機変性モンモリロナイト(OMMT)の役割を検討した。溶融混合法を用いて,ナノフィラーとしてPHBおよびOMMTのナノ複合材料を調製した。その酵素は,真菌Penicillium pinophilumから単離され,酵素的分解が,純粋なポリマーとナノ複合材料の両方で検討された。その結果,25日間の酵素分解後に,ゲル浸透クロマトグラフィーにより測定された,ポリマの平均分子量は可なり減少した(50%以上)が,質量損失は非常に少なかった,ことを見付けた。PHBオリゴマ(五量体~九量体)に対応する付加的なピークが,生物分解後に現れた。この挙動は純粋なPHBやハイブリッド材料でも観察された。生分解表面の走査型電子顕微鏡画像とこれ等の画像解析から,より高い量のナノ粘土(10wt%)が,試験体のより大きな生分解面積をもたらした,ことを示した。此処に示した結果から,ナノ粘土が存在すると,純粋なPHBポリマの生分解速度を促進し,そしてPHB/有機粘土ハイブリッド材料の生物分解に対して定量データを提供した,ことを実証していた。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (6件):
分類
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反応工学,反応速度論  ,  酵素一般  ,  分解反応  ,  強化プラスチックの成形  ,  土壌鉱物  ,  ポリエステル,アルキド 

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