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J-GLOBAL ID：201502275225161990   整理番号：15A0634895

J-PARCリニアックのアップグレード

Upgrade of the J-PARC Linac

著者 (3件)： 森下卓俊 (日本原子力研究開発機構) ,  田村潤 (日本原子力研究開発機構) ,  丸田朋史 (高エネルギー加速器研究機構)
資料名： 加速器  (Journal of the Particle Accelerator Society of Japan)
巻： 12  号： 1  ページ： 22-30  発行年： 2015年04月30日 
JST資料番号： L5541A  ISSN： 1349-3833  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： J-PARCの181MeVリニアックは2009年にビーム利用運転を開始し,2012年末からRCS出力300kWでビームを供給している。運転と並行して,エネルギーを400MeVに増強するための環結合型リニアックの開発を進めた。2013年にエネルギーを400MeVに,2014年にピーク電流を50mAに増強した。2015年1月には短時間であるが,RCS(ラピッドサイクリングシンクロトロン)でも1MW相当の出力試験に成功した。本稿では,リニアック初段加速部のビーム電流増強,ACS空洞によるビームエネルギー増強,大出力運転に受けたビーム調整運転について報告した。

シソーラス用語： 研究施設 ,  *線形加速器 ,  改良 ,  *陽子ビーム ,  イオン源 ,  RFQライナック ,  チョッパ ,  アクセプタンス ,  ドリフトチューブ ,  電気試験 ,  試運転 ,  試験
準シソーラス用語： *J-PARC ,  アップグレード ,  ビームエネルギー ,  大電力試験 ,  ビームコミッショニング ,  ビーム試験

分類 (1件)： 線形加速器  (BE02030I)

引用文献 (21件)：

• Y. Yamazaki ed., "Accelerator Technical Design Report for High-Intensity Proton Accelerator Project, J-PARC", KEK Report 2002-13 and JAERI-Tech 2003-44.
• Y.Yamazaki et al., 高エネルギーニュース 24-1,13(2005).
• M. Ikegami, 高エネルギーニュース25-4,177(2007).
• H. Oguri et al., Phys. Rev. ST Accel. Beams 12, 010401 (2009).
• S. Yamazaki et al., AIP Conf. Proc. 1515, 433 - 439 (2013).

タイトルに関連する用語 (3件)： J-PARC ,  リニアック ,  アップグレード