文献

J-GLOBAL ID：201502277038765656   整理番号：15A0522874

化粧品の新原料,原料の新機能(2)カワラナデシコ種子エキスの化粧品原料としての応用

Application for cosmetic ingredients of Dianthus longicalA seed extract

著者 (3件)： 岡部繁直 (オリザ油化) ,  長井宏樹 (オリザ油化) ,  森美雪 (オリザ油化)
資料名： Fragrance Journal  (Fragrance Journal)
巻： 43  号： 4  ページ： 34-39  発行年： 2015年04月15日 
JST資料番号： G0987B  ISSN： 0288-9803  CODEN： FUJAD7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： カワラナデシコは,ナデシコ科ナデシコ属の多年草で,学名はDianthus superbus L.var.longicalycinus (Caryophyllaceae)である。カワラナデシコ種子はDianoside類と呼ばれるサポニンを含み,毛穴の改善効果を期待できる。カワラナデシコ種子エキス「コスメハーベストナデシコ」のグルタチオンの産生を促しグルタチオン産生酵素の力価を挙げる核内因子Nrf2およびGCLM(グルタミン酸システイン結合酵素調節サブユニット)活性作用,ヒトメラノサイトを用いたメラニン生成抑制作用,起泡・泡持力・洗浄力について調査の結果を挙げた。コスメハーベストナデシコは,黒ずみを徐々に肌色にかえつつ,角栓を塞いでいる皮脂をサポニンによる物理的洗浄力によって除去する機能が期待できた。

シソーラス用語： 原料 ,  化粧品 ,  DNA結合タンパク質 ,  転写因子 ,  *ナデシコ科 ,  薬用化粧品 ,  スキンケア ,  *抽出液 ,  サポニン ,  グルタミルシステインシンテターゼ ,  起泡性 ,  薬理作用 ,  皮脂 ,  体色 ,  皮膚 ,  洗浄 ,  洗浄力 ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  トリペプチド ,  含硫アミノ酸
準シソーラス用語： *Dianthus longicalyx ,  NRF2 ,  ナデシコ属 ,  メラニン産生抑制 ,  化粧品原料 ,  *植物エキス ,  洗顔 ,  洗顔料 ,  肌色 ,  美白剤 ,  毛穴

分類 (1件)： 化粧品  (YG03030S)

物質索引 (1件)： グルタチオン

タイトルに関連する用語 (6件)： 化粧品 ,  原料 ,  種子 ,  エキス ,  化粧品原料 ,  応用