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J-GLOBAL ID:201502277547056648   整理番号:15A0474534

バイオティック・リガンドモデルは有機リガンド存在時の希土類元素のバイオアベイラビリティを予測できない

Biotic Ligand Model Does Not Predict the Bioavailability of Rare Earth Elements in the Presence of Organic Ligands
著者 (2件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 2207-2214  発行年: 2015年02月17日 
JST資料番号: B0839A  ISSN: 0013-936X  CODEN: ESTHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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希土類のバイオアベイラビリティの評価にバイオティック・リガンドモデルが利用できるか検討した。淡水藻類Chlamydomonas reinhardtiiを用い希土類の取り込み試験を行った。6種類の有機リガンド(くえん酸,りんご酸,ニトリロ三酢酸,マロン酸,ジグリコール酸,イミノ二酢酸)存在時のTmの取り込み並びにくえん酸存在時の6種類の希土類元素(La,Nd,Sm,Eu,Tm及びY)の取り込みはリガンドモデルでの予測値よりもずっと多かった。その原因を検討するためにTmの取り込みを詳細に調べた。Tmの内在化フラックス(JintはTm3+濃度を変数としたMichaelis-Menten式で表せた。しかしTm3+濃度を1nMに保持した時のMichaelis-Menten式の最大Jint(Jmax)は有機リガンドが存在すると1桁大きくなることが分かった。この現象はピギーバック内在化や反応活性錯体では説明できなかった。そこで藻類細胞の金属輸送サイトでリガンド-Tm-受容体の三元錯体が形成されることが原因となっていると説明した。環境中には有機リガンドが豊富に存在するので水生生物に対する希土類元素のバイオアベイラビリティは現在のバイオティック・リガンドモデルでは正確に評価できないと結論した。
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