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J-GLOBAL ID：201502278588127068   整理番号：15A0750971

全球降水観測計画/二周波降水レーダ(GPM/DPR)第1回 全球降水観測計画/二周波降水レーダ(GPM/DPR)の開発

著者 (4件)： 古川欣司 (宇宙航空研究開発機構) ,  小嶋正弘 (宇宙航空研究開発機構) ,  三浦健史 (宇宙航空研究開発機構) ,  百束泰俊 (宇宙航空研究開発機構)
資料名： 日本航空宇宙学会誌
巻： 63  号： 6  ページ： 187-193  発行年： 2015年06月05日 
JST資料番号： F0230A  ISSN： 0021-4663  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： NASAのGPM(全球降水観測)衛星は,2015年4月に運用を終了したTRMM衛星の後継機として,GPMマイクロ波放射計(GMI)と,日本が開発した二周波降水レーダ(DPR)を搭載する,国際共同プロジェクトとして開発され,2014年2月に種子島宇宙センターからH-IIAロケットで,高度400kmの軌道上に打ち上げられた。本稿は,GPM主衛星の概要,DPR開発の機器設計,およびDPRの軌道上機能・性能確認結果を紹介する。DPRは,Ku帯降水レーダ(KuPR)とKa帯降水レーダ(KaPR)から構成され,降水の三次元分布,降雪,降水区分,雨粒分布などを,昼夜を問わず,緯度65°以下の地域で観測できる。DPRは打ち上げ半年で初期校正検証運用を終え,打ち上げ後3年2箇月の定常運用段階に入った。

シソーラス用語： 降水 ,  地図 ,  *気象衛星 ,  国際協力 ,  合成開口レーダ ,  気象レーダ
準シソーラス用語： GPM衛星 ,  二周波降水レーダ ,  降水量マップ ,  地球観測衛星

分類 (1件)： 宇宙飛行体  (QK08000Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： 全球降水観測計画 ,  二周波降水レーダ ,  GPM ,  開発