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J-GLOBAL ID：201502278666187960   整理番号：15A0440153

自己集合ジペプチドから階層アーキテクチャの形成プロセス於ける,2Dから3Dへの形態変化の制御: 1Dナノ構造への熱誘導型形態変化

Tunable morphology from 2D to 3D in the formation of hierarchical architectures from a self-assembling dipeptide: thermal-induced morphological transition to 1D nanostructures

著者 (3件)： KOLEY Pradyot (National Inst. for Materials Sci. (NIMS), International Center for Materials Nanoarchitectonics (WPI MANA), 1-1 ...) ,  SAKURAI Makoto (National Inst. for Materials Sci. (NIMS), International Center for Materials Nanoarchitectonics (WPI MANA), 1-1 ...) ,  AONO Masakazu (National Inst. for Materials Sci. (NIMS), International Center for Materials Nanoarchitectonics (WPI MANA), 1-1 ...)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 50  号： 8  ページ： 3139-3148  発行年： 2015年04月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ペプチド分子の階層的自己集合を通した複合3次元(3D)構造の形成はバイオナノテクノロジー分野での応用可能性が高い事から,魅力的な多機能先端材料の製造方法である。本研究では,ペプチド溶液の滴下により変化する種々の印加電圧を使った簡易調製法で,自己集合ジペプチドフェニルアラニン-チロシンからの複合的な形態を制御可能な花弁状3D階層アーキテクチャーへの形成方法について述べた。電圧とその印加時間の微調整により,2Dから3Dへの微細組織の形態を変化させ,また,それらの形成プロセスを制御する事が出来た。その形態の変化は,印加電圧の変化と共に徐々に変わる微細組織の高さと径との比で評価した。これらの微細組織は,広い温度範囲に亘り,熱的に極めて安定している。しかし,少し高い温度では,この微細組織の形態が,例えば,ナノワイア,ナノワイヤ等の異なるタイプの超薄1Dナノ構造に転移するのを促進する。また,拡散律速凝集のメカニズムによる独特な階層アーキテクチャの形成成長モデルの実現可能性についても述べた。Copyright 2015 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ジペプチド ,  ペプチド ,  バイオテクノロジー ,  拡散律速凝集 ,  階層構造 ,  自己集合 ,  ナノワイヤ ,  *超薄膜 ,  *ナノ構造 ,  微細構造 ,  電圧 ,  アミノ酸 ,  フェノール類 ,  第一アミン ,  芳香族化合物
準シソーラス用語： ナノフィブリル ,  *バイオナノテクノロジー ,  ミクロ構造変化 ,  三次元構造 ,  二次元構造

分類 (1件)： 高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

物質索引 (2件)： チロシン ,  フェニルアラニン

タイトルに関連する用語 (9件)： 自己集合 ,  ジペプチド ,  階層アーキテクチャ ,  形成プロセス ,  2D ,  3D ,  1D ,  ナノ構造 ,  誘導