文献

J-GLOBAL ID：201502280006170317   整理番号：15A0579949

三次元の再構築に基づく固体酸化物燃料電池Ni-YSZ複合負極性能と還元温度の間の相関に関する定量的研究

Quantitative Study on the Correlation between Solid Oxide Fuel Cell Ni-YSZ Composite Anode Performance and Reduction Temperature Based on Three-Dimensional Reconstruction

著者 (4件)： JIAO Zhenjun (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  SHIKAZONO Naoki (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  JIAO Zhenjun (JST-CREST, Tokyo, JPN) ,  SHIKAZONO Naoki (JST-CREST, Tokyo, JPN)
資料名： Journal of the Electrochemical Society  (Journal of the Electrochemical Society)
巻： 162  号： 6  ページ： F571-F578  発行年： 2015年 
JST資料番号： C0285A  ISSN： 1945-7111  CODEN： JESOAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： SOFCのNi-YSZ複合負極の還元温度が電極性能に与える影響を調べた。500°C,800°C及び1000°Cで還元した負極のミクロ構造と性能を調べた。集束イオンビーム走査電子顕微鏡法で得たデータからミクロ構造イメージを三次元再構築した。500°Cの還元ではNi-YSZ界面の比表面積が小さくNiが多孔性であるため性能が低い。800°Cで還元したものは最大の活性三相境界密度が大きく,最小の分極抵抗を示す。1000°Cで還元したものは最大のNi-YSZ界面比表面積を持ち,Ni相は密で最も安定な性能を示す。負極の性能において,活性三相境界密度のみでなく,NiとYSZ間の境界結合が重要である。還元温度を高くすると界面境界結合が強くなり,Niの焼結を抑制して長期運転での負極性能を良くする。

シソーラス用語： *固体酸化物燃料電池 ,  *電極 ,  *電気化学 ,  *特性 ,  集束イオンビーム ,  *微細構造 ,  温度依存性 ,  *温度 ,  セラミック ,  酸化イットリウム ,  酸化ジルコニウム ,  立体画像 ,  構造 ,  相境界 ,  ニッケル ,  分極抵抗 ,  比表面積
準シソーラス用語： YSZ【セラミック】 ,  *ミクロ構造 ,  *還元温度 ,  三次元イメージ ,  三次元構造 ,  *電極特性 ,  *複合電極

分類 (3件)： 電極過程  (CB07040U) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  燃料電池  (YB04040V)

タイトルに関連する用語 (8件)： 再構築 ,  固体酸化物燃料電池 ,  Ni ,  YSZ ,  負極 ,  還元温度 ,  相関 ,  定量的研究