抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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強い電場の有限時間効果が真空中でのフェルミオン対生成に与える影響について,最近の研究[1]に基づいて簡単に報告します。Sauter型のパルス電場を設定し,解析的な計算を行うことで,有限時間効果によって,(i)フェルミオン対生成が,γ=|aE|τ/m,ν=|eE
0|τ
2の2つのパラメータの大小によって,その物理的描像が摂動/非摂動的と移り変わること,(2)パルス幅τが短い摂動論的な領域において,非摂動的なSchwingerの公式で予想するよりも大きな粒子生成が生じること,を示します。(著者抄録)