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J-GLOBAL ID：201502281000066590   整理番号：15A0652131

SOCS1と制御性T細胞可塑性の制御

SOCS1 and Regulation of Regulatory T Cells Plasticity

著者 (5件)： TAKAHASHI Reiko (National Defense Medical Coll., Saitama, JPN) ,  TAKAHASHI Reiko (Keio Univ. School of Medicine, Tokyo, JPN) ,  TAKAHASHI Reiko (JST-CREST, Tokyo, JPN) ,  YOSHIMURA Akihiko (Keio Univ. School of Medicine, Tokyo, JPN) ,  YOSHIMURA Akihiko (JST-CREST, Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Immunology Research (Web)  (Journal of Immunology Research (Web))
巻： 2014  ページ： 943149 (WEB ONLY)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U7019A  ISSN： 2314-8861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： いくつかの論文は自然制御性T細胞(Treg)がある種炎症条件下でフォークヘッドボックスP3(Foxp3)発現と抑制活性を消失することを示唆している。Treg可塑性は自己免疫発症と関連することが示唆されて検討されている。いくつかの研究はTreg特異的脱メチル化領域(TSDR)での低メチル化が欠落した少数の非コミットFoxp3⁺細胞集団がエフェクター/ヘルパーT細胞に変換されるかもしれないことを明らかにした。サイトカインシグナル伝達サプレッサー1(SOCS1)はサイトカインシグナル伝達の負の制御因子で,Treg細胞完全性に重要な役割を果たすことが報告されており,過剰の炎症性サイトカインから細胞を保護することで機能している。本レビューでは,生理的及び病的条件でのTreg可塑性と抑制機能の維持を考察する。さらに,SOCS1と他の分子によるTreg可塑性維持の分子機構を考察する。これら情報は自己免疫疾患治療と抗腫瘍免疫理解に役立つであろう。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *制御性T細胞 ,  病態生理 ,  塑性 ,  細胞分化 ,  リンパ球サブセット ,  転写因子 ,  *炎症性サイトカイン ,  T細胞受容体 ,  *アダプタータンパク質 ,  *サイトカイン受容体 ,  自己免疫 ,  *腫瘍免疫 ,  FoxP3 ,  *SOCS1 ,  シグナル伝達 ,  機械的性質 ,  性質 ,  分化 ,  発生生理
準シソーラス用語： 細胞情報伝達

分類 (3件)： 免疫反応一般  (ED03010T) ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  (GD04010C) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (3件)： SOCS1 ,  制御性T細胞 ,  可塑性