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J-GLOBAL ID:201502282352420829   整理番号:15A0340480

沖縄島やんばる地域における亜熱帯性天然林の林分構造-60年生二次林と非皆伐成熟林の比較-

Stand structure of the subtropical natural forest in the Yambaru area of Okinawa Island: a comparison of a 60-year-old secondary forest and a mature non-clear-cut forest.
著者 (4件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 27-34  発行年: 2014年12月25日 
JST資料番号: L1412A  ISSN: 0917-2017  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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沖縄島北部やんばる地域の亜熱帯性常緑照葉樹林において,60年生二次林と非皆伐成熟林の林分構造を比較した。第1優占種のイタジイは,60年生二次林において幹本数密度が非皆伐成熟林よりも高くなっていたが,胸高直径25cm以上の幹本数密度は非皆伐成熟林の半分以下にとどまり,伐採から60年が経過してもサイズ構造に大きな差がある様子がうかがえた。第2優占種のイジュは,60年生二次林の幹本数密度が非皆伐成熟林よりも大幅に低かった。その他にも,60年生二次林ではイスノキの再生が遅れ,オキナワウラジロガシの定着がほとんど見られないなど,非皆伐成熟林とは林分構造が大きく異なることが明らかになった。さらに,非皆伐成熟林のほうが,単位面積あたりの出現樹種数が明確に豊富であった。やんばる地域では,原生的な森林は限定的であるうえに分断されているが,この地域の生態系と生物多様性は現在まで残り世界的に評価されている。そのため,今後はこれらの原生的な非皆伐成熟林と周辺の二次林を適切に管理し,その生態系と生物多様性の維持・復元に努める必要がある。(著者抄録)
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分類 (2件):
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森林生物学一般  ,  測樹学 
引用文献 (18件):

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