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J-GLOBAL ID：201502282445312295   整理番号：15A0303547

拡張現実型マーカを用いた無機化学学習支援システム

著者 (3件)： 岡本勝 (広島市大 大学院情報科学研究科) ,  隅田竜矢 (広島市大 大学院情報科学研究科) ,  松原行宏 (広島市大 大学院情報科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会論文誌 D(Web)
巻： J98-D  号： 1  ページ： 83-93 (WEB ONLY)  発行年： 2015年01月01日 
JST資料番号： U0473A  ISSN： 1881-0225  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,仮想環境での実験を通じて無機化学反応の学習を行う学習支援システムを提案する。入力インタフェースとしてマーカを利用し,学習者はこのマーカを操作することで実験を進めていく。提案システムは撮影した映像からマーカの位置情報を認識し,実際の映像に仮想的な実験器具や試薬の化学反応を表示した仮想実験環境を計算機上に構築する。提示された設問に応じて,この仮想環境上で実験を行うことで,学習者は試行錯誤的に実験を進めながら無機化学反応に関する知識を獲得できる。評価実験では,提案システムを利用した無機化学反応に関する知識獲得の効果を示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *複合現実感 ,  *無機化学 ,  システム ,  学習 ,  *CAI【計算機】 ,  入出力インタフェイス ,  入力 ,  仮想空間 ,  環境 ,  位置情報 ,  *拡張現実感
準シソーラス用語： 仮想環境 ,  *学習支援システム ,  入力インタフェイス

分類 (1件)： CAI  (JE09000G)

引用文献 (12件)：

• 文部科学省, 高等学校学習指導要領解説 理科編 理数編, pp.49-71, 実教出版, 2009.
• 坪村 宏, 斎藤 烈, 山本隆一, 他 10 名, 高等学校化学Ⅰ, 新興出版社啓林館, 2003.
• 高橋 勇, 小西達祐, 伊東幸宏,“高等学校の化学実験を題材とした教育支援システムの対象世界モデルについて,”日本化学会情報化学部会誌, Vol.20, no.1, pp.11-15, 2002.
• 高橋 勇, 小西達祐, 伊東幸宏,“化学実験を題材としたマイクロワールド型教育システムにおけるプランニングとプラン認識を利用したアドバイス生成,”人工知能学会論文誌, Vol.16, no.1, pp.63-73, 2001.
• 鈴木仁美, 化学実験の事故事例・事故防止ハンドブック, 丸善出版, 東京, 2014.

タイトルに関連する用語 (4件)： 拡張現実 ,  マーカ ,  無機化学 ,  学習支援システム