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J-GLOBAL ID:201502282450106733   整理番号:15A0247133

活性懸垂基二重結合の導入後のポリカーボネート変性F127ヒドロゲルの機械的および生物学的特性

The mechanical and biological properties of polycarbonate-modified F127 hydrogels after incorporating active pendent double-bonds
著者 (4件):
資料名:
巻: 57  ページ: 21-28  発行年: 2015年01月28日 
JST資料番号: D0472B  ISSN: 0032-3861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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低ゲル化濃度および生物学的適合性を有する新規ポリエーテル-エステル注射用ヒドロゲルの設計および合成は,生体組織工学において重要である。PTMC-F127-PTMCおよびPTMAc-F127-PTMAcブロック共重合体を,マクロ開始剤としてF127を用いて,トリメチレンカーボネート(TMC)の開環重合またはTMCおよび2-メチル,2-メチルアクリレート,1,3-ビスメチレン(AC)の共重合により合成し,次いでその構造を1H NMRおよびGPCを用いて確認した。希釈した共重合体溶液の性質を,1H NMR,ピレン蛍光プローブ法および動的光散乱により検討した。結果は,短鎖ポリカーボネートの導入が,大きさの順に共重合体の臨界ミセル濃度(CMC)が低下させ,またF127と比較し凝集体粒子の粒径を著しく増加させることを示した。また,PAcセグメントの導入は,この傾向を増加させた。共重合体溶液のゲル化挙動は,このポリエーテルエステル高分子ヒドロゲルが,依然として感熱ゾル-ゲル転移特性を保持していることを示し,また臨界ゲル化濃度(CGC)が,4~6%に減少する(15%が,F127のみを使用して達成される)ことを示した。物理化学二重架橋ヒドロゲルが,PTMAc-F127-PTMAc共重合体およびジチオスレイトール(DTT)中のチオール中の二重結合との間の定量的Michael付加反応を用いて作製した。この二重架橋ヒドロゲルの貯蔵弾性率(G′)は,単純な物理的架橋ヒドロゲルの3倍であった(200Pa~630Pa)。in vitroでの分解実験は,8週間での二重架橋ヒドロゲルの質量損失が,純粋な物理的架橋試料中の50%以上と比較し,20%であることを示した。RGDCペプチドを用いてさらに機能強化後,PTMAc-F127-PTMAcヒドロゲルは,生物医学工学の用途の注射用ヒドロゲルの可能性を示すマウス胚線維芽細胞の細胞(NIH/3T3)の密着性および広がりを著しく改善した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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高分子固体の構造と形態学  ,  共重合  ,  医用素材  ,  注射剤,眼科用製剤 
物質索引 (3件):
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