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J-GLOBAL ID:201502283700056709   整理番号:15A0486836

ブドウの腐敗を起こすAspergillus nigerの制御におけるペリルアルデヒドの作用と予想される機序

Efficacy and possible mechanisms of perillaldehyde in control of Aspergillus niger causing grape decay
著者 (8件):
資料名:
巻: 202  ページ: 27-34  発行年: 2015年06月02日 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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さまざまな植物の製品は,それらの抗真菌活性が認識されており,最近では果実の収穫後の真菌による腐敗を制御するそれらの有効性に食品業界の注目が集まっている。ブドウ腐敗の原因菌として知られるAspergillus nigerに対するぺリルアルデヒド(PAE)の抗真菌活性を評価し,予想される機序について調べた。PAEはA.nigerに対して顕著な抗真菌活性を示し,最小発育阻止濃度(MIC)と最小殺真菌濃度(MFC)は,それぞれ0.25と1μl/mlであった。菌糸体バイオマスの蓄積もPAEにより用量依存的に阻害を受け,1μL/mlで菌糸の増殖を完全に阻害した。In vivoのデータは,さまざまな濃度のPAEでのブドウの蒸気処理がA.nigerの制御を著しく改善し,自然腐敗を抑制することを裏付けた。0.075μl/mlのPAEの空気中濃度は,コントロールに比べて真菌の増殖に対し最大の阻害を示した。さらなる試験は,PAEがエルゴステロールの合成を阻害し,膜透過性を上昇させ(細胞外pHと伝導度測定によって証明されるように),膜の完全性の破壊など膜活性機序を活性化させることにより細胞を死に至らせることを示唆した。以上の結果は,膜活性機序がPAEをブドウの腐敗の収穫後の制御のための有望な抗真菌剤にさせ得ることを示唆した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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滅菌法  ,  食品の汚染  ,  化学的防除 
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