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J-GLOBAL ID：201502285148420371   整理番号：15A0529107

表面コーティングの自己修復技術・応用の現状と今後の展開

The Present and Promising Technologies and Applications of Self-healing Surface Coatings

著者 (1件)： 新谷紀雄 (物質・材料研究機構)
資料名： 塗装工学  (Journal of Japan Coating Technology Association)
巻： 50  号： 4  ページ： 106-114  発行年： 2015年04月30日 
JST資料番号： S0871A  ISSN： 0285-3787  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： カプセル分散の高分子バルク材の自己修復,架橋による高分子バルク材の修復などが宇宙機器や航空機を対象としてなされてきたが,コストの問題があった。民生用として自動車車体の自己修復表面コーティングで,擦り傷の自己修復は高分子主鎖間の粘弾性変形と水素結合を利用した。切り傷・クラックの自己修復ではオキセタンで置換したキトサンをポリウレタンに添加し紫外線により修復する。自己修復性は自己クリーニングと合せて顧客に期待され,グラフェン材の応用も進むと思われる。

シソーラス用語： *表面被覆 ,  *回復 ,  *修理 ,  技術予測 ,  *塗装 ,  損傷 ,  亀裂 ,  変形 ,  水素結合 ,  自浄作用 ,  キトサン ,  環状エーテル
準シソーラス用語： クラック ,  技術動向 ,  擦傷 ,  自己クリーニング ,  *自己修復 ,  *自動車塗装 ,  粘弾性変形 ,  表面コーティング

分類 (1件)： 自動車への塗装  (YJ04020X)

物質索引 (1件)： オキセタン

引用文献 (15件)：

• Materials Research to Meet 21^st Century Defense Needs, Interim Report
• S. R. White, N. R. Sottos, P. H. Geubelle, J. S. Moore, M. R. Kessler, S. R. Sriram, E. N. Brown, S. Viswanathan : Nature, 409, 794 (2001)
• E. B. Murphy : Frontiers of Self-healing Materials and Applications, p.37,シーエムシー出版(2010)
• X. Chen, F. Wudl, A. K. Mal, H. Shen, S. R. Nutt: Macromolecules, 36, 1802 (2003)
• S. J. Kalista Jr, R. J. Varley: Frontiers of Self-healing Materials and Applications, p.37,シーエムシー出版(2010)

タイトルに関連する用語 (5件)： 表面コーティング ,  自己修復 ,  応用 ,  現状 ,  展開