抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,スマートフォンやタブレット型端末が普及しており,スマートデバイスからの情報漏洩に関する話題も多い。企業においても業務にスマートデバイスを導入する事例が増えてきた。これに伴い,スマートデバイス内に秘密情報や個人情報を保存するようになり,そうした情報を守る手段が必要となった。主に廃棄時や盗難・紛失に情報漏洩が発生するため,現在では,情報漏洩防止策が用意されており,これらを導入することで情報漏洩を防止できるとされている。しかし,情報漏洩防止策は本当に安全であるのかを検証した研究は行われていない。そこで,著者らは既存手法を施した端末に復元ツールを用いて攻撃する実験を行うことで,情報保護の安全性検証を行った。その結果,暗号をかけていたとしても削除したはずの平文ファイルから容易にデータを復元できてしまうことを明確にするとともに,その対応策を示した。(著者抄録)