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J-GLOBAL ID:201502286312007908   整理番号:15A0522369

TiO2担持AgPd@Pdナノ触媒を用いたギ酸からの効率的な水素生産

Efficient hydrogen production from formic acid using TiO2-supported AgPd@Pd nanocatalysts
著者 (4件):
資料名:
巻:号:ページ: 4453-4461  発行年: 2015年02月28日 
JST資料番号: W0204B  ISSN: 2050-7488  CODEN: JMCAET  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,ここに,2段階マイクロ波(MW)-ポリオール法を用いて得たTiO2ナノ粒子上に平均径4.2±1.5nmを有するAg-Pd触媒が生成したAg-Pd二金属系ナノ触媒の触媒活性における大きな増大を報告した。XRDとSTEM-EDSを用いて得たデータは,Ag-Pd二金属系ナノ触媒がAg82Pd18合金核と約0.5nmの厚さのPd殻から成っていることを示した(AgPd@Pdと名付ける)。AgPd@Pd/TiO2によるギ酸からの水素の生産速度は16.00±0.89L/(g・h)であり,この値は27°Cでマイクロ波加熱下に得られた裸のAgPd@Pdのそれより23倍高かった。この水素生産速度は,また,今までに報告された20~35°Cにおける最良なAg@PdおよびCoAuPd触媒より2~4倍高い。AgPd@Pd触媒を用いたギ酸分解の見かけの活性化エネルギーはTiO2の存在によって22.8kJ/molから7.2kJ/molに低下した。XPSデータにおけるPdピークの負側への化学シフトと測定された活性化エネルギーに基づいて,TiO2の存在における触媒活性の増大が反応経路における最も低いエネルギー障壁によって説明された。TiO2のPd殻への強い電子供与効果が触媒へのギ酸イオンの吸着とギ酸イオンの脱水素反応を高める為である。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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物理化学一般その他  ,  不均一系触媒反応 
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