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J-GLOBAL ID:201502288141407492   整理番号:15A0457571

アスコルビン酸と併用したメラトニンはダイダイ(Citrus aurantium)実生に塩順応を与える

Melatonin combined with ascorbic acid provides salt adaptation in Citrus aurantium L. seedlings
著者 (5件):
資料名:
巻: 86  ページ: 155-165  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: W1643A  ISSN: 0981-9428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: フランス (FRA)  言語: 英語 (EN)
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アスコルビン酸(AsA)とメラトニン(Mel)はストレス耐性に関与する既知の分子である。しかし,植物における塩分の影響の防止のためにそれらの併用した役割はほとんど知られていない。本研究で,30日間100mΜのNaCl下で育苗したダイダイ(Citrus aurantium)実生の葉及び根における様々なストレス反応に及ぼす0.50mΜのAsA,1μΜのMelとそれらの併用(AsA+Mel)の外因性施用の影響を調査した。食塩水へのAsA,MelあるいはAsA+Melの施用は,NaCl誘発性電解質漏出と脂質過酸化を減少させて,NaCl関連毒性症状と色素分解を防止した。AsA+Mel処置を併用するために暴露される葉は,低度のCl-蓄積を示した。NaCl単独処置と比較して,SOD,APX,POD,GRとPPOの活性と同様に,AsAあるいはMelを有する処置は組織の炭水化物,プロリン,フェノール,グルタチオン及び全抗酸化力を異なって調節していた。特にAsAとMelの併用施用のような化学物質処置に対して葉及び根を暴露することによって,CaMIPS,CaSLAH1及びCaMYB73を調節することができた。それは,AsAとMelで糖代謝,イオン恒常性及び転写制御を引き起こすことを示した。それらの結果から,併用したAsAとMel施用に関連した代謝経路の活性化がミカン属植物の塩順応に関連があることを示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物に対する影響  ,  発生,成長,分化  ,  果樹 

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