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J-GLOBAL ID:201502288462934362   整理番号:15A0260834

マラウイの降雨量と全球的海面水温の関係

Linkage between Malawi Rainfall and Global Sea Surface Temperature
著者 (4件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 7-13  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: L4234A  ISSN: 1343-8646  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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海面水温(SST)と降雨量の関連を解明するため,マラウイにおける夏季降雨量と全球的海面水温(SST)の相関を研究した。本研究では1979~2011年のSSTsと1981~2012年の9観測局の降雨データ(これらは局間雨量相関を基に2ゾーンに区分した)を用いた。マラウイの夏季の降雨の主な原因が太平洋あるいは大西洋のSSTではなくインド洋のSSTであるという仮説を検証するため,Pearsonの相関係数を用いた。夏季の降雨量が大西洋や太平洋SSTに比べてインド洋SSTにより強く相関していることが分った。その相関は中・南部の観測局よりも北部の観測局で顕著であった。これらの結果は他の知見と一致し,異なる気候的動因がマラウイの異なる地域の気候に影響するということを示唆した。北部地域はSSTインド洋ダイポールに強く影響され,中・南部地域は亜熱帯性インド洋のSSTに強く関連した。これらの結果は,南アフリカの沖合い大西洋のSSTもマラウイの降雨に影響することを明らかにした。インド洋SST,特にSSTダイポールを含めて,がマラウイの降雨に強く影響するとの結論を得た。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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天気予報  ,  環境問題 
引用文献 (24件):
タイトルに関連する用語 (4件):
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