抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
スマネン(C
21H
12)はC
3v対称性を有するボウル型π-共役分子であり,中心ベンゼン環を囲む交互のベンゼン環とシクロペンタジエン環からなる。その構造はフラーレンあるいはカーボンナノチューブの末端キャップの構造的モチーフに対する最小のC
3v対称性フラグメントに対応する。三個のsp
3混成ベンジル部位の存在はスマネンの最も特徴的な構造的特性であり,それはコランヌレンのそれとは異なった化学を許容する。2003年における著者らの最初の合成以来,著者らはスマネンの研究に従事してきた。本報告は著者らの連続的研究,それはスマネンの合成,構造,動力学,誘導体化,遷移金属との錯体生成,電化キャリア易動度,および窒素ドープグラファイト様炭素,を含む,を要約した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.