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J-GLOBAL ID:201502288997799065   整理番号:15A0556814

小麦粒の高周波加熱均一性の開発したコンピューターシミュレーションモデルによる研究

Investigation of radio frequency heating uniformity of wheat kernels by using the developed computer simulation model
著者 (6件):
資料名:
巻: 71  ページ: 41-49  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: D0633A  ISSN: 0963-9969  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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低水分の粒状の食用穀物における昆虫や微生物の制御への高周波(RF)エネルギーの可能性を探究するために,試料製品として小麦粒を選択した。試料の大きさ(直方体形状のプラスチックコンテナーに充填した小麦粒)と垂直位置のRF加熱均一性への作用を研究し,コンピューターシミュレーションモデルを開発して,試料のコールドスポットとホットスポットを決定した。RF加熱のシミュレーション温度プロファイルを実験結果と比較し,コンピューターモデルを検証した。RF加熱均一性の評価基準として,温度均一性指標値(TUI)を選択した。結果からは,試料の温度均一性は試料の容量と位置に依存することが示唆され,少ない試料では底部電極あるいは上部電極の近くのいずれかに置かれた試料の方が良好なRF加熱均一性を示した;大きな容量の試料では,2つの電極間の中央あるいは中央部よりも僅かに低い位置に置いたものが,より良い温度均一性を達成した。また,大きな試料容量ではRF加熱均一性が良くなり,特に,試料容量が上部電極と等しい時にそうなったことから,大量の原料処理に,RFエネルギーはより適性を有していることが示された。直方体形状の試料の角にホットスポットがある場合には,角での加熱も観察され,コールドスポットは試料の垂直位置に依存していた。本研究では,試料を2つの平行電極間の中央部に置いた場合のコールドスポットは上部層および下部層の中央に,試料を下部電極に置いた場合には上部層の中央に,試料を上部電極の近くに置いた場合には下部層の中央になった。本研究で得られた情報は,低水分の粒状農業製品での昆虫や微生物の制御におけるRF処理プロトコールの開発に必須であろう。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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食品の加熱  ,  穀類とその製品一般  ,  電熱  ,  計算機シミュレーション 

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