癌の予防と治療でのクルクミンの多面的な役割

SHANMUGAM Muthu K.; RANE Grishma; RANE Grishma; KANCHI Madhu Mathi; ARFUSO Frank; CHINNATHAMBI Arunachalam; ZAYED M. E.; ALHARBI Sulaiman Ali; TAN Benny K. H.; KUMAR Alan Prem; KUMAR Alan Prem; KUMAR Alan Prem; KUMAR Alan Prem; SETHI Gautam; SETHI Gautam; SETHI Gautam

文献

J-GLOBAL ID：201502289115713026 整理番号：15A0479332

癌の予防と治療でのクルクミンの多面的な役割

The Multifaceted Role of Curcumin in Cancer Prevention and Treatment

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資料名：
巻： 20 号： 2 ページ： WEB ONLY 2728-2769 発行年： 2015年02月
JST資料番号： U7014A ISSN： 1420-3049 CODEN： MOLEFW 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：文献レビュー発行国：スイス (CHE) 言語：英語 (EN)

最近10年間にわたる治療方法の有意な進歩にも関わらず,癌による疾患頻度も,死亡も過去30年間変化していない。利用可能な抗癌薬は,重度の副作用と関係し,限られた効果しか示さず,高価でもある。このため,これら欠点のない,薬理学的化合物の同定が求められている。ウコン(Curcumin longa)に由来するポリフェノール性化合物,クルクミンは,その可能性のある抗炎症かつ/または抗癌効果に対し,過去30~40年間にわたり,広く研究されている。クルクミンは,各種の腫瘍の開始,進行および転移を抑制することが見出されている。これら抗癌効果は,主に各種の転写因子,成長因子,炎症性サイトカイン,蛋白質キナーゼおよび他の発癌分子の負の調節を介し仲介される。これは,細胞周期の異なる相での停止かつ/またはアポトーシスの誘導によっても癌細胞の増殖を阻害する。この総説は,各種のヒト癌に対するその効果に関わる,クルクミンにより調節される,多様な分子標的を中心にした。(翻訳著者抄録)

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生薬の薬理の基礎研究 , 抗腫よう薬の基礎研究 , 基礎腫よう学一般

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