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J-GLOBAL ID:201502289656026102   整理番号:15A0694971

光前駆体アプローチを介した半導体分子薄膜溶液プロセスの評価:ヘキシル置換チエノアントラセンの場合

Evaluation of semiconducting molecular thin films solution-processed via the photoprecursor approach: the case of hexyl-substituted thienoanthracenes
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資料名:
巻:号: 23  ページ: 5995-6005  発行年: 2015年06月21日 
JST資料番号: W2383A  ISSN: 2050-7526  CODEN: JMCCCX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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有機電子素子は,高性能有機半導体の優れた溶液加工性を仮定して,容易なスケールアップと高コスト効率が期待されている。しかし,半導体特性が約束されている有機化合物で,十分な加工性が欠けていたり,通常の溶液ベース沈着技術では十分な薄膜性能を形成しない場合がある。溶液光前駆体が,基質に溶液沈着し,in situ光反応により標的材料に変換される,光前駆体アプローチは,このような問題を逃れる効率的な手段になり得る。著者らは,三つの異なる方法に依り沈着した薄膜の比較評価を示した;即ち,真空沈着,光前駆体アプローチ,直接スピンコーティング。二つの高結晶性分子半導体,ヘキシル置換アントラ[1,2-b:4,3-b′:5,6-b′′:8,7-b′′′]テトラチオフェン(C6-ATT)とアントラ[1,2-b:5,6-b′]ジチオフェン(或はベントアントラジチオフェン,C6-BADT)を,対応する新規合成したα-ジケトン型光前駆体と共に,本検討で使用した。C6-ATTの場合では,光前駆体アプローチで調製した薄膜は,真空沈着で得られたものと,平坦性と空間電荷制限電流(SLSC)移動度が同様に優れていたが,直接スピンコーティングは,かなりの不均一膜だった。他方,C6-BADTに対しては,光前駆体アプローチの適用は,効率的ではないが,直接スピンコーティングに比し,まだ利点があった。これらの結果は,光前駆体アプローチの威力と限界を示し,このユニークなアプローチによる実質上有用な有機素子の調製の基礎を提供する。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
分類
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有機化合物の結晶成長  ,  有機化合物の薄膜  ,  半導体の表面構造  ,  有機化合物の可視・紫外スペクトル 

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